わらび平森林公園キャンプ場 2021.07.31~08.01
群馬県高崎市(旧倉渕村)にある わらび平森林公園も夏は涼しいキャンプ場です。
といいつつ今回が4年ぶりのわらび平でした。
細かい砂利が敷いてある区画サイトなので、結露が少ないことは乾燥撤収する上でメリットが高いです。
前の年の木枯らし1号でフライが破れたアメドも復活しました。悪天候のキャンプを繰り返して何度か入院させているアメド。
その木枯らし1号キャンプの際にお土産で買った南会津の秘蔵酒(日本酒の原酒)を昼間から楽しみました。
4年ぶりのわらび平は今回も杉薪。丁寧に細く割られた薪を束にしていただいてありました。
設営を終えてお酒を少し入れて落ち着いたら、軽く散歩。高台からの良い景色。
適当すぎる夕食。
ラジオは入りませんでした。スマホの電波は入ります。
ただ飲んで涼んだだけのキャンプ(笑)。
で、翌朝です。
真夏でも涼しく、時間が止まっている空気はとても癒しでした。
場内の釣り堀。
わらび平森林公園キャンプ場については、2024年現在から7年前の私がブロガーさんっぽく(笑)レポートしています。
7年前と今回のキャンプ(3年前)を比べて特に変わった様子もなく、期待どおりでした。
山の天気も2日間穏やかでした。
山や森の7月頃は虫がたくさん飛んでいますけどね。
一度でも経験していれば想定内のことではあるかと私は思います。
撤収後に急な下り坂が続く中を車で走らせて、
下り一本道の途中にあるお寺に立ち寄り、
私が尊敬する幕末の幕臣、小栗 忠順(おぐり ただまさ)のお墓をお詣りしました。
幕末から明治維新の時代は、日本人が真剣に日本の未来を考えて、日本人が(ある程度)自由に活発な発言をして、バラバラな意思達が諸外国から日本を守るために一つになろうと戦った、日本の歴史上で最も尊い時代だったと私は思っていまして、
そんな中で私は幕府側の人達に共感持っています。
高い教育を受けた幕府側の人達が日本を良くしよう、守ろうとしていたけれども、武力で日本全体をまとめる時代ではなくなりつつあった上に、フランスから購入した武器はアウトレットでした。
今回のキャンプで、実は私がメインにしていたイベントは小栗忠順公のお墓詣りでした。
私が最も尊敬する幕末の英雄、江戸幕府最後の素晴らしいブレインにお線香を手向けて手を合わせた後に一礼。
忠順公に仕えた方々のお墓が同じ場所に並んでいることは、彼が尊敬されていた人物であったことを勝手に想像しました。
全てのお墓に一礼して、お寺を後にしました。
小栗忠順を主人公にした大河ドラマを作ってくれないかな~NHK。
江戸を追われ、無実の罪で明治政府軍により斬首され高崎市内(旧倉渕村)で眠っておられるこの人がいなかったら日本の近代化は確実に遅れていたはず。日本のために人生を捧げて、最期は山の中で、無念のはずなのにそれを受け入れ、現在でも日本史の教科書にすら載っていないかもしれない、明治時代の幕開けを見ることなく日陰で散った、司馬遼太郎氏曰く、“ 明治の父 ”。
・・・山奥で飲んで涼んで帰りに偉大な歴史人物のお墓を訪れた、自己満足な小旅行でした。
この後は暑い高崎市内から国道を埼玉に入り、下道で自宅に帰りました。
次回わらび平を利用する際は日帰り温泉も利用したいと思います。