【草原で、ぼっち】120回めのキャンプは休暇村裏磐梯 2024.09.28~09.29 (その1)

今年も9月の終わりに休暇村裏磐梯で一泊しました。

行きがけに寄ったスーパー、ヨークベニマル猪苗代店でお酒を買ってから磐梯山をぐるっと半周、標高600mの猪苗代高原から300mほど上がって磐梯高原へ。
14時頃にチェックインしました。
キャンプ場は改装中、だからなのか管理棟も受付がお休みで、チェックインはキャンプ場から少し離れた休暇村裏磐梯の本館受付で手続きをしました。薪も本館で買いました。



この日、広々としたキャンプ場の利用者は数組だけでした。
A地区が2組、B地区がグルキャンの大人の方々3人、C地区がソロのかた1人、E地区がご夫婦とワンコの1組、F地区はゼロ、
そして私がチェックインしたD地区は私とワン吉犬太郎だけでした。


・・・11年利用して初めて経験する、裏磐梯の草原で一人ぼっち。
D地区は炊事場が改装中で使えませんでした。
でもE地区の炊事場が近いので問題なかったです。

意外なことに、あまり涼しくは感じなかった9月最終週の土日でした。



誰もいねえ~


今回のキャンプで私が一番やりたかったことは、スコッチウイスキーを飲むことでした。
ヨークベニマル猪苗代店でBOWMOREの12年があったので、ラッキーと思い購入。
BOWMOREの瓶の隣にあるものは熊鈴。
== 話を前日に戻すと ========


自宅近所の居酒屋で、煙の香りが濃いスコッチウイスキー3種類をハイボールにして飲みました。
個人的な好みはArdbeg(アードベッグ)が煙たさで王様、BOWMORE(ボウモア)も美味しいウイスキーでけっこう香ります。
Talisker(タリスカー)は都内のバーなどで注文すると「胡椒は入れますか?」と聞かれることがあって、煙たい香りに風味が増すので粗挽き胡椒をふりかけて飲んだりもします。

( ↑ ) こんな感じ。胡椒の量はお好みで。
写真は都内に何軒かあるアボットチョイスでタリスカーを飲んだ時のものです。
スコッチウイスキーはスコットランドの地面特有の泥炭(ピート)を蒸留の燃料として使っているため、クセのあるスコッチウイスキーほどお酒に煙が付いて燻製のように香ります。
そんな思いつきで、「明日はキャンプでスコッチウイスキーを飲もう」と決めて、翌日はダイソーで100円のマドラーを1本、キャンプギアに加えて(笑)、裏磐梯に向かいました。
==前日の話はここまで========

毎度牛乳パックを着火剤に焚き火。


そのうち炊事場の改修工事も、この日のお仕事を終えられて軽トラックが撤収。


前にも一度書きましたけれど、トイレの中が改修されて、とてもきれいになっていました!トイレの外は改修されていませんけど(笑) 。
トイレはウォシュレットに変わっていました



お酒を飲みながら、ゆっくり磐梯山の絵を描こうかな、と何年ぶりかのクレヨン持参。
描こうと思った頃には陽が沈みかけていたので今回は諦めました。

それから、前月のコテージ泊の際に買って美味しかった東北限定販売のクラフトチューハイ。

ワン吉はリードを着けなくても脱走しないし、とても広いキャンプ場でまさかの一人だったから誰にもご迷惑はおかけしないしで、翌日の区画内にいる間はリードを外しました。
見渡す限りのエリアでは誰もいなかったし。
ワン吉は過去に1回だけ脱走したことがあります。
それ以外に脱走は記憶になく・・・、
テントに閉じ込められたから、家族を探してテントから脱出したこともあったか。。。
キャンプ以外を含めても2回しかない、家族べったりのおっさんパピヨン(笑)でもあり。

用意してきたビールよりもBOWMOREのソーダ割が美味しかったです。
因みにBOWMOREは小瓶でした(笑)。それでもまあまあの値段はしました。
ナチュログでソロキャンブログを拝見していると、スコッチウイスキーを飲まれている記事をけっこう目にします。
私は今回のキャンプで “ スコッチ ” を飲む楽しみを知りました。
おつまみはナッツでした。


18時半にはテントの中で熟睡モードだったワン吉くん。
なので、いよいよ草原の中で一人になった私(笑)。
・・・夜は曇りだったことが惜しかったです。
初めて蛍を見たのが休暇村裏磐梯キャンプ場。
満点の星空・・・になる直前の夕焼けの空を火球が一直線に走って驚いたのも、この場所。
キャンプ場に棲むカラスの家族は里のカラスと違って山のカラスなので、人が出すゴミには興味を示さず山のものを食べているから人間と干渉し合うこともなく、11年前はF地区を縄張りに2羽だった山ガラスに毎年家族が増えて縄張りも拡がっていることを人間の私が傍目に喜んだりもして、
この時期になると蚊も飛んでいないし、ブヨの被害にも遭わなくなる・・・はず。
・・・静かだな。ていうかソロ過ぎて心細い(苦笑)。

19時を過ぎて晩ご飯。
何を食べたのかは忘れました。多分カレーでした。
つづく。
追記:
今回、行きがけの磐越道、最近リニューアルされた五百川PAで何となく衝動買いした中森明菜のCD、


中森明菜の歌は神だ!と、超絶今さら知りました

大ヒットした『DESIRE』がデビュー5年めで20歳の時。宇多田ヒカルの登場から遡ること10年くらい前既に半オクターブをさらっと歌い上げていた、既にアイドルからシンガーに変わっていた凄い才能!
裏磐梯から帰宅後に彼女が全盛期だった当時のライブDVDを買いました!
2,000円台で買えるライブDVD、曲中で転調が激しいから歌うには難しいだろうなと思う曲『TANGO NOIR (タンゴ ノアール)』や、イントロでアイドル時代の振り付けに苦笑いしながら歌に入るとスイッチがオンする『少女A』とか、ロックもバラードもポップも、多分演歌も、何でも高いレベルで歌えるじゃんこの人!と、メタル系のロックバンドでボーカルやったら天才的なパフォーマンスが見られるのでは?と、寺田恵子さんに中森明菜さんを重ねて想像しました。
参考までに、YouTubeで 「ワーナー 中森明菜」と検索すると、上にリンクしたライブDVDがそのまま全曲無料で視聴できます(この時中森明菜さんは23歳!)。
私は車で移動中にこのライブを聴きたいのでDVDを買いました。
良い曲は、時代に関係なく良いです。
女性シンガーで括ると、私はHEARTやレベッカに大黒摩季にSuperfly、あいみょんが好きですけど、
中森明菜さんの才能がスペシャルだと私が思うのは、歌唱力だけでなく、自分で作詞作曲していないことです。
中森明菜さんは「シンガー」であって、さらに「演者」でもあることがライヴ映像で「凄い!」と感じられるほど個人的に感動です。
作詞家が歌手に求めるオーダー・・・10代20代で経験するには想像しづらいハイステージなシチュエーションを歌手が自分で想像して肉付けする・・・、作曲家もアイドルの歌からシンガーの歌に、あるところから歌手に対するオーダーをかなり上げているように感じられる、
そんな(おそらく)超無茶ぶりを自分色に解釈できる『才能』と、きっと完璧になるまで磨いた振り付け、そんな歌を歌う瞬間にスイッチオンする暗い目つきや、ノリの良い目つき。
特に前者は、なぜそんな目つきが若い女性にできるのかが不思議で、
この人の才能って多分100%開花されていないのではないかと勝手に妄想すると、20代前半をシンガーのピークと決めてしまうことはもったいないと感じてしまうのです。。。